こちらの記事で新型コロナウィルスに関する英語をとりあげました。
しかし、コロナ渦で使われるようになった英単語やフレーズはまだまだありますね。
今回は、新型コロナウィルスのワクチンに関する英語について確認していきましょう。
ワクチン
ワクチン は、英語で
です。新型コロナウィルスのワクチン は
- COVID-19 vaccine
- vaccine for (against) COVID-19
などと言われます。よりシンプルに COVID vaccine とも言われます。注意する点は、発音が日本語とかなり違うことです。無理やりカタカナに直すと「ヴァクスィン」というところでしょうか。
ちなみにタゴはVの発音が苦手です。よっぽど意識しない限り、必ずと言っていいほどネイティブに聞き返されます。
新型コロナウィルスのワクチンを打つ は、英語で
- get a COVID-19 vaccine
- receive a vaccine against COVID-19
などと言います。
ますます多くのアメリカの企業が、従業員に新型コロナウィルスのワクチンを打つことを求めている。
- require 要求する、要請する
- employee 従業員
ワクチン接種
ワクチン接種 は、英語で
日本での新型コロナウィルスのワクチン接種は遅れている。
また、ワクチン接種をうける は、英語で
- receive a vaccination
- have a vaccination
となります。
「人や動物にワクチン接種をする」は英語で vaccinate という動詞になります。ワクチン接種をうける と言いたいときは、その過去分詞形を使って
とも表現されます。
接種回数
この記事を書いている2021年8月現在、日本で摂取されているファイザー社やモデルナ社などのワクチンは二回の接種が原則とされ、国によっては三回目の接種を始めたところもあります。
一回の投与 は、英語で
single dose
と言います。dose は、「薬などの一回の服用量」という意味です。二回の投与 は、two dose や double dose となります。
ファイザー社とモデルナ社の新型コロナウィルスのワクチンは、最大限の効果を得るために二回の接種を必要とする。
- optimal 最適な、最大限の
- effectiveness 効果、有効性
また、 一回目の投与 は、英語で
と言います。二回目の投与 は the second dose です。
70歳の父は先週、新型コロナワクチンの二回目の接種を受けた。
そして、ワクチンごとに必要とされる回数のワクチン接種を完了し、効果が表れる目安とされる期間を経た状態を fully vaccinated と言います。
副作用
新型コロナウィルスのワクチン接種について気になるのは、副作用や副反応。
副作用 は、英語で
と言います。
倦怠感は、新型コロナのワクチン接種後に報告される最も一般的な副作用の一つである。
抗体
抗体 は、英語で
と言います。
新型コロナウィルスに感染後、ほとんどの人々の体内ではウィルスの抗体がつくられる。
ちなみに、抗体検査 は、英語で antibody test と言います。抗体検査とは、その名の通り、抗体を持っているか確認する検査のことです。
一方、抗原検査 は、ウィルス自体を検出する検査のことで、英語では、antigen test と言います。
免疫
免疫 は、英語で
と言います。新型コロナウィルスに対する免疫は immunity against COVID-19 となります。
病気全体などに対する免疫力を高める という意味では
- boost one’s immune system
- strengthen one’s immune system
などが使われます。
適度な運動は免疫力を高める。
そして、新型コロナウィルスに関して「免疫」といえば集団免疫。免疫の保有者が一定の割合になることで社会全体が感染症から守られる状態をつくる集団免疫については、海外でも注目しているようです。
集団免疫 は、英語で
と言います。
デルタ種は新型コロナウィルスに対する集団免疫の達成をより一層困難にする可能性がある。
終わりに
いかがでしたか?
2021年8月現在、新型コロナウィルスの終息はまだまだ見通せません。これからもコロナ禍で役立つ英語情報を発信していきます。
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